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ペルソナ 映画 ベルイマン

ベルイマン映画を前にしたジョナス・メカスを苛立たせた最たるものは、「人間」のこうした回帰でしょう。 火を放っても、カメラで箒のように掃いても、「人間」を消すことができないのであれば、フィルムを逆回転で映写するほかもはや何ひとつ方法は. やはり映画評価とはインテリの、お金持ちのものだったと思われます。 ベルイマンの作品はこれまで何本か見てきてましたが、 やはり一筋縄ではいかず一度見ただけだと分かりませんでした。 ネットで映画論を読んで初めて理解できた部分も多いです。. 二人での別荘生活は快適だった。相変わらず一言も喋らないエリサベートだが、喋り続けるアルマの話を聞きながら時折笑顔を見せる。 アルマの「自分語り」が続く。 アルマには五年つきあった妻子持ちの彼氏がいた。今は分かれたが、あれは嘘の自分だったと言う。でも苦しみは本物だったと。 七人兄弟の末っ子で女は自分だけだったアルマにとって、彼氏が自分の話を聞いてくれるだけで満たされていた。 カテリーナという友達と海辺で裸で寝たいた時の話。気が付くと少し離れた場所に少年が二人いて、こっちを見ている。悪戯心でアルマとカテリーナは少年に裸を見せてあげていた。 やがて少年が寄って来た。カテリーナは「こっちへ来なさい」と誘うと、乳房を吸わせ挿入させた。 アルマも興奮してきて、少年を自分の上に乗せ、何度も絶頂に達した。その後、妊娠、中絶。 あの時の私はなんだったのか?自分の中にふたつの人格があるのかしら?と泣く。 エリサベートが先生に書いた手紙を投函しにいくアルマ。手紙は封がされていなかったので、アルマは好奇心から手紙の中身を読むが、そこには「こんな静かな生活が夢だった。」という別荘生活の快適さと共に「アルマはとても献身的にやってくれている。でも面白いの。ずっと自分のことを話すの。過去の堕胎や少年との乱交の話までする。時々泣く。観察していると面白い。」と、自分を見下しているような内容にショックを受ける。 翌朝、あきらかに不機嫌になったアルマは、割れたガラスの破片をわざと庭におく。破片を踏んで足を怪我するエリサベート。 海辺、戯曲を読みだすエリサベートを見て「回復は近いわね。」「そろそろ街に帰りたい」と言うアルマ。そして「お願いがあるの。簡単なことよ。なんでもいいから話して。少しでいいから声を聞かせて。」「私ばかりが喋ってるなんて変よ。」とキレる。 そして「芸術家の心は温かいと信じていた。でも間違いだった。私を利用して用済みになったら捨てるのね。私の言葉も自分のため利用したのね。そして陰で笑ってたたのね。先生への手紙を読んだのよ。私のことをバカにしてたのね。」となじる。 二人は小競り合いとなり、エリサベートはアルマを張り手で殴る。エキサイトしたアルマは煮えたぎった熱湯の鍋を手にとるが、思いとどまる。エリサベートの怖がった顔を見たからだ。 さすがに怒ったらしきエリサベートに、今度は許しを請う。.

たしかホモ映画&レズ映画みたいな感じでの上映だったようで、友人がレズ映画だったのかと聴いてきた。 初めて見たベルイマンは難解でした。 【 omut 】 さん 5点 (:52:55). ネタバレあらすじ 4. See full list on cinema. 映画『仮面/ペルソナ』動画をフルで無料視聴する方法! (C)1966 AB Svensk Filmindustri 先に結論をお伝えすると、映画『仮面/ペルソナ』のフル動画を今すぐ無料視聴するには、動画配信サービス・U-NEXTを利用するのが最もオススメな方法となります。.

映画. イングマール・ベルイマンの映画『 仮面 / ペルソナ 』( 1966 )を哲学的に考える〈 2 〉からの続き。 この記事は、よくある味気ないストーリー解説とその感想という記事ではなく、『 仮面 / ペルソナ 』の哲学的解釈と洞察に重点を置き、"考える事を味わう" という僕の個人的欲求に基づいて. 基本データ・おススメ度 2. のように見える物語」だと考えます。 アルマにはアルマの葛藤があり、エリサベートには彼女なりの悩みがある。当然、両者に外的側面と内的側面があるわけですが、それが、偶然か必然かはさておき、真逆の位置にガッチリ噛み合っていることで「まるでひとりの人間のように見える」の. イングマール・ベルイマン三大傑作選 オフィシャルサイト.

仮面 ペルソナ : 作品情報 - 映画. 。(この場面はエリザベートの目線からアルマの目線に切り替わり、同じ内容がリピートされます) アルマは「あなたには取り込まない」と看護婦の制服に着替えて、エリザベートとは違う人間だとの強い意思表示をするものの、入れ替わってしまう体にもがきます。一方エリザベートも、自分にアルマの肉体を感じていました。 アルマはエリザベートに“無”が大切なのだと言い聞かせると、エリザベートは何かに気づいたように、"無"と声に出して唱えるのでした。 やがてエリザベートは別荘地を離れ、舞台復帰を果たします。そして荷造りをしたアルマも、海辺の町を発つバスに乗り込みました。. 7 "Ç"第89回キネマ旬報ベストテン発表! 仮面ペルソナの上映時間までに映画館に間に合う乗換案内も提供。 「沈黙」のイングマール・ベルイマンが製作・脚本・監督を担当。 「仮面ペルソナ」の上映スケジュール・上映館・あらすじ・感想レビューなどをご紹介。. 『仮面 ペルソナ』は1966年のスウェーデン映画。『仮面 ペルソナ』に対するみんなの評価やクチコミ情報、映画館の上映スケジュール、フォト. ペルソナ (1966年の映画) - イングマール・ベルイマン監督によるスウェーデン映画。 ペルソナ (年の映画) - 樫原辰郎 監督による日本映画( 1 ) 楽曲・ユニット 編集.

製作年:1967年 製作国:スウェーデン 監督:イングマール・ベルイマン 出演:ビビ・アンデショーン、リヴ・ウルマン、他映画の冒頭から意味深な前衛的な映像が流れます。ショッキングなのは、種々のイメージ映像の中に挟み込まれた僧が焼身自殺する部分。そして映像を補完するように. イングマル・ベルイマン監督の大傑作。 この作品は、イングマル・ベルイマン監督のごひいき女優=ビビ・アンデルソンにそっくりのノルウェー舞台女優=リヴ・ウルマンを発見して起用して、2人を競演させるために書き下ろしたオリジナル脚本による映画。. 『仮面/ペルソナ』 原題:persona 1966年 スウェーデン 監督:イングマール・ペルイマン 出演:ビビ・アンデショーン、リブ・ウルマン おススメ度★★★★★(5/5) その後、多くの映画に影響を与えたプロット。難解と言われていますが、ユング心理学のペルソナをテーマにしているのは明らかなうえに、決して説明排除でもなく思い切り説明もしてくれてるので決して難解ではない。もはや使い古されてますが。 ひたすら喋り続けるビビ・アンデショーンと見事に一言も発しないリブ・ウルマン。二人の女優さんの対比も素晴らしい。世間一般的な知名度は知りませんが、コアな映画ファンにとっては不朽の名作。 ◆目次 1. 「仮面ペルソナ」の解説、あらすじ、評点、48件の映画レビュー、予告編動画をチェック!あなたの鑑賞記録も登録できます。 - 「沈黙」のイングマール・ベルイマンが製作・脚本・監督した。撮影はコンビのスヴェン・ニクヴィスト、音楽はラーシュ・ヨハン・ワーレが担当した。出演は「砦. エリザベートが女医宛てに書いた手紙を投函しに行ったアルマは、封が開いていることに気づき思わず手紙を読みます。そこにはアルマが語った内容が綴られ、彼女を観察していると楽しいと書かれていました。アルマはエリザベートに腹を立てます。 怒ったアルマは水着になった裸足のエリザベートに、割れたグラスの破片を故意に踏ませたり、いい加減に声を出せと責め立てたります。自分が利用されたとアルマは怒りを露わにし、エリザベートに襲い掛かりました。抵抗して頬を叩いてきたエリザベートに、アルマは沸騰したお湯をかけようとすると「やめて!」と彼女が声をあげます。混乱は収拾しますが、アルマは「健康な演技をしているだけで、あなたの心は酷く病んでいる」と言いやり、エリザベートを完全に怒らせました。アルマは泣いて弁解しますが、エリザベートは聞き入れてくれません。 次第に2人は、互いの体が入れ替わっていくのを感じ取ります。ある時エリザベートの夫が別荘を訪ねてきました。アルマを見た夫は、エリザベートだと思いこみ話しかけます。アルマは一度否定するものの、エリザベートに手を取られ彼女の夫の頬に触れた途端に、エリザベートとして会話を始めます。そしてアルマはエリザベートの目前で、夫とキスし抱きしめられるのでした。. 。. 1: 映画好き名無し ペルソナ 映画 ベルイマン /05/15(日) 17:36:10. あらすじ(ネタバレなし) 3.

一般的に、イングマール・ベルイマンは20世紀を代表する映画監督の一人とみなされている。年に『Sight & Sound』が行ったアンケート調査によれば、ベルイマンは映画監督が選ぶ映画監督ランキングで第8位にランクインした 。. com 仮面 ペルソナの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンによる心理ド eiga. エリザベートとアルマは海辺の別荘地での療養を始めました。穏やかな環境にエリザベートは心を落ち着かせ、散歩や釣りや料理、手紙を書けるまでの回復を見せます。一方のアルマも海辺を愛し、献身的にエリザベートの看護をしました。 すっかり2人は打ち解け、ある夜酒に酔ったアルマは自らの考えや思いを語りました。妻のある人と5年交際したけれども、本物の愛ではなく偽物の自分だったと。男ばかりの兄弟で育ったアルマは、これまで自分の話に耳を傾けてもらえず、親身に聞いてくれるエリザベートが姉のように思えて、満たされた気持ちになります。 更にアルマは、一夜の過ちについても話してしまいます。婚約者のカールと共に海辺の別荘に滞在した際、彼の留守中に出かけた浜辺で友人と遭遇し、その友人と共に行きずりの少年たちと乱交したことを。アルマはその後に別荘に戻ってカールとも愛しあい、あんなに興奮したのはあの時だけだったと赤裸々に語りました。しかしその代償に妊娠し、当時は子供を求めていなかったため堕胎手術をしたということまでエリザベートに聞かせました。あの時の自分は何だったのか、まるで自分に2人の人格があるみたいだとアルマは泣いて悔やみました。 アルマはエリザベートと自分の顔が似ていると恥ずかし気に告げ、酔ったままテーブル上で寝てしまいます。すると一瞬エリザベートの声が聞こえ、寝室に移動した後も彼女が訪れた感覚がしました。翌日アルマはそれを確認しますが、エリザベートは否定します。. See full list on ja. 誰しも、なにかしら思い当たるフシがあると思います。逆に、仮面を被らないことで自身や他者を傷つけてしまう場合もあると云うのも妙に納得できます。 ペルソナ 映画 ベルイマン 映画の設定について。冒頭に書いたいくつかの疑問(アルマとエリサベート、どちらが実体?二人とも実体?云々)ですが、ミもフタもない結論を先に書いてしまうと.

79 ID:xiiBccVc 昨今、DVD,BDの再販リマスターが盛んなベルイマン監督について話しましょう. 仮面 ペルソナの映画レビュー・感想・評価一覧。映画レビュー全5件。評価3. そうしてベルイマンの作品群を通過した後に様々な映画に触れると、新しい発見と驚きに満ち溢れています。 近年公開された映画に目を向けると、つい最近当館でも上映した 『ミッドサマー』 ()をはじめ、ベルイマンが映画史に残したエッセンスが多く.

ペルソナ 映画 ベルイマン 27 【ネタバレ】「怒り」吉田修一×李相日、妻夫木聡と広瀬すずの演技がバケモノ. ただ、そう言ってしまうと本当にミもフタもないので、以下、僕の解釈を書きます。 Q)どちらが本当に存在するの? A)両方、存在すると思います。 僕は、劇中の二人の葛藤は真実であると、ぜひ思いたいです。エリサベートの夫絡みのシーンや、アルマがエリサベートの独白を先に話すところなど、リアルに考えたらおかしい部分も出てきますが、そこは「一部、妄想」と考えれば成立します。 現実と妄想が混在させた「ひとりの人間の内面を現す物語. 町山智浩の「一度は観ておけこの映画」14 イングマール・ベルイマン監督『仮面ペルソナ』(66年)。 失語症になった女優の治療のため、看護師が海辺の別荘で共同生活するが、二人の人格は仮面を剥がされ、溶け合っていく。. エリザベートが破いた息子の写真を隠し持っていたので、アルマは息子のことを話してほしいと彼女に求めました。するとアルマはエリザベートに代わって、知らないはずの彼女の過去について事細かに語り出したのです。母性が欠けていると人に避難されたことを払拭するように妊娠するものの、仕事の中断や親の責任が怖くなり堕胎を試みて失敗。難産の末に息子を産んだのに彼の死を望んだこと、息子を親類に預けて仕事復帰したこと、それでも母に会いたがる息子を愛せなかったことを. ペルソナ Persona(1966年).

。 「(そんなこと)どっちでもいい」が答えです。 この映画にとって「どちらが. See full ペルソナ 映画 ベルイマン list on hm-hm. 日本映画編 1位は案の上「恋人たち」 映画. 7月21日(土)『ベルイマン生誕100年映画祭』yebisu garden cinemaほか全国順次開催 作品紹介失語症に陥ったスター女優と、彼女を看病することになった看護婦。. ベルイマン』っていうドキュメンタリー映画で。これ、スウェーデンの巨匠で60年代にもう世界的に映画作家に影響を与えたベルイマン監督の自宅にですね、世界中のいろんな監督が訪れるっていうドキュメンタリーなんですね。 (赤江珠緒)へー。.

」などと答えを出すことに、さほどの意味はない。だから、どちらでもいい。. イングマール・ベルイマンの映画『 仮面 / ペルソナ 』( 1967 )を哲学的に考える〈 2 〉へ続く. ”20世紀最大の巨匠” ”映像の魔術師” ”北欧映画界の至宝” 20世紀が生んだ唯一無二の映画作家イングマール・ベルイマン監督、厳選の傑作13.

女優のエリザベートは舞台『エレクトラ』を上演中、突然言葉が出せなくなってしまいます。以来体も自由に動かせなくなったエリザベートは、3か月もの間あらゆる検査を受けますが、精神・肉体的共に問題は見つかりませんでした。エリザベートの症状は一向によくなりません。 25歳の看護婦のアルマは、女医からエリザベートの看護を担当するよう指示されます。しかし彼女はエリザベートの射貫くような目に抵抗を感じ、看護に自信を持てず、不安な気持ちのままで担当しました。それでも懸命に看護を続けるアルマにエリザベートは信頼を置くようになります。 エリザベートの夫フォグラー氏から届いた手紙をアルマが代読していると、エリザベートは聞いていることさえ堪えられず、同封されていた息子の写真と共に手紙を破りました。こんな症状のエリザベートに女医は、自分の別荘地での療養を勧めます。更に女医は吐き捨てるようにエリザベートを非難しました。沈黙していれば自分に嘘をつかずに済む。そうやって演技をしている時だけが安心するのであれば、気が済むまで演技をすればよいと. ペルソナ 映画 ベルイマン イングマール・ベルイマンの映画『 仮面 / ペルソナ 』( 1967 )を哲学的に考える〈 2 〉 へ続く。 〈 ※1 〉 これらの引用は、邦訳『 千のプラトー 』河出書房新社ハードカバー版 ( 1994年初版 ) からのもの。. 仮面/ペルソナ(1966)の映画情報。評価レビュー 107件、映画館、動画予告編、ネタバレ感想、出演:ビビ・アンデ. ベルイマンの「仮面ペルソナ」のラストシーンについて 1966年の作品、ベルイマンの作品の中で最も重要な位置付けと思える「ペルソナ」ですが、ドッペルゲンガーとも言える内容ではないかと思えますが、ラストシーンで、明らかに感じたのですが結局あの別荘にはビビアンデルソン扮する. 「仮面/ペルソナ」(PERSONA)は1966年のスウェーデン映画。イングマール・ベルイマン脚本・製作・監督作品。白黒映画。 「仮面/ペルソナ」は、ミニマリスト作品として知られています。登場する女優二人ともほぼノーメイク、髪もシンプルなヘアスタイル、シンプルな格好.

後世に多大な影響を与えた(追随者/信奉者を産んだ)映画がある。例えば1932年にアカデミー作品賞を受賞した映画から名付けられた「グランド・ホテル」形式は後の「ポセイドン・アドベンチャー」「タワーリング・インフェルノ」「大空港」「有頂天ホテル」「さよなら歌舞伎町」を産ん. ベルイマンによる映画論という側面も持っているようだが(種村季弘によれば、監督と観客の関係まで逆転するらしい)、しかしこれは、ビビ・アンデションとそっくりの女優=リヴ・ウルマンを発見した事で思いついた、という有名な挿話からも、シュール. 女優エリサベートは、舞台の本番中、突然、失語症になりセリフが言えなくなった。検査の結果、精神的にも肉体的にも問題はなかったが、病院で療養していた。 アルマは25歳の新人看護士。エリサベートの担当となる。アルマは農場の娘、母も看護師。地味なアルマは、派手な世界にいるエリサベートの担当は「荷が重い」と婦長に告げるが、あなたにやってほしいと言われる。 ベッドのエリサベートは一言も喋らない。アルマが気を紛らわそうとテレビを見せるが、ブラウン管の中の女優やタレントを見て無表情のまま、画面は暗転していく。 アルマは今の平凡な日々に「これでよかったの、私は幸せなの」と自分に言い聞かせている。 エリサベートに手紙が届く。夫から。同封されていた息子の写真を破る。 婦長がエリサベートに告げる。「本当の自分でいたいと思っているのね。すべてが演技、自意識にとらわれている 沈黙することで現実を遮ろうとしている。でもダメよ、安心できるのは演技をしているときだけなのだから、気が済むまで芝居を続けなさい。」 エリーサベットとアルマは、二人で海辺の別荘にいくことになった。 ==以下ネタバレ== . 仮面 ペルソナの作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンに. ペルソナ 映画 ベルイマン 映画『野いちご』や『処女の泉』など、多くの傑作を生み出したスウェーデンのイングマール・ベルイマン監督が手掛けました。 イングマール・ベルイマン作品に数多く出演するビビ・アンデショーンとリブ・ウルマンが共演しています。. ベルイマン大先生にしては少し完成度が低い作品。 しかしながら個人の内面を上手に描いた作品である。 個人的には同系の映画の完成度はタルコフスキー の「鏡」の方が、数段上であると考えるが、ユング的なペルソナを描いてることを評価したい。. 本当はひとりの人間? ひとりの人間の心の中を描いた映画? だとすれば、どちらが実体なのか? それとも、二人とも存在するのか? 明確な答えを語らず、曖昧に観念的に描いたことで、難解と言われ、いくつかの解釈が乱れ飛ぶ問題作となりました。 といってもこの映画、決して説明を排除してませんし、さほど難解でもないです。むしろ、ところどころで思い切り説明してくれてます。そもそも題名からして、心理学者ユングの「ペルソナ」が元ネタであることが明白なので、二人の女性を、人間の「外的側面」と「内的側面」に例えていると云う解釈で間違いない。どっちがどっちではなく、双方にとって。 冒頭などで出てくる「蜘蛛」「焼身自殺する僧侶」などのインサートカットは意味深ですが、いかにも意味深に見せようとしている意図を感じて個人的にはあまり好きではないです。だから言及しません。 ユングのペルソナ・概要↓ 生きるために仮面を被る。被り続ける。いずれ仮面を外せなくなり、本当の自分がわからなくなる。.